今回は快適なゲーム実況には欠かせない、
ラグ対策について!
キャプチャーボードGV-USB2を使って、
スーパーファミコン(SFC)のゲームを録画する場合を例に、
ご説明させていただきます。
キャプチャーボードGV-USB2のラグ対策
ラグの発生
キャプチャーボードとキャプチャーソフトを使うことで、
ゲーム画面をPCに取り込むことができますが、
PC画面でゲームをプレイしてみると何やら違和感が…?
コントローラーの入力とゲーム画面の反応がズレてる?
この違和感・ズレの正体がラグですね。
PCの性能・キャプチャーボードの種類にもよりますが、
0.X秒(場合によっては1秒以上)のラグが発生してしまいます。
ゲームプレイに支障が出る
アクションゲームのような動きの激しいゲームだと、
このラグが非常に厄介で…。
場合によってはまともに遊ぶことすら困難になります。
動きの少ないRPGなんかでも、
思ったように操作することが難しくなります。
かつて直接PC画面を見ながら録画をしていたのですが、
とてもストレスフルでした。
ラグのせいで一歩余計に進んでしまう事が多く、
風来のシレンだとこれが致命的でした…。
ラグありの状態でもプレイに支障が出ないのは、
操作の少ないアドベンチャーゲームくらいだと思います。
ラグ対策
キャプチャーボードGV-USB2の性質上、
ラグはどうしても発生してしまうため、
PC画面のラグをなくす事は絶対にできません。
という事は絶望ですか?
…いいえ、希望はあります!
ラグをなくす事はできませんが、
ラグを回避する事はできます!
先ずはラグ対策に必要なもののご紹介しておきます。
ラグ対策に必要なもの
以下の3点が必要になります。
- TV
- 分配コード
- 中継プラグ
TV
コンポジット(赤白黄)接続が可能なTVが必要になります。
リサイクルショップやハードオフなどで、
中古のものなら2~3千円で売っていると思います。
テレビは200○年製の薄型液晶テレビ、
サイズは小さめがオススメです。
大きい液晶画面とコンポジット接続の古いゲームは、
あまり相性が良くないと思います。お高いですしね!
分配コード
SFCの映像・音声をPCとTVの両方へ、
同時に出力することのできる二股のコードです。
分配コードは2mもいらないのですが、
なかなか調度いい長さのものが…。
中継プラグ
SFCのAVケーブルと分配コードを繋ぐためのものです。
中継プラグは意外と脆いものなので、
使用・保管する際は丁寧に扱いましょう。
ヒビ割れなどすると録画データにも影響が出ます。
売ってる場所
お店で購入する場合
キャプチャーボードGV-USB2の場合は、
大型家電量販店のPC専門店でしか見たことがありませんが、
分配ケーブルと中継プラグは用途の広いものなので、
通常の家電量販店にも置いてあります。
分配ケーブルの種類を間違えないようにお気をつけください。
使用するのはオス-オス×2タイプのものです。
ネットで購入する場合
種類はとても多く値段もピンキリです。
中継プラグ不要で直接AVケーブルに繋げる、
分配ケーブルなんかもありますが、
そちらはコードが極端に短かったり…。
私が実際に使っているのはこの2つです。
接続方法
こんな感じで全部繋ぐだけです。
とっても簡単ですね!
各コンポジット(赤白黄)端子の接続先について。
画面左の端子はTVへ接続します。
画面右の端子はキャプチャーボードGV-USB2へ繋げ、
PCのUSBポートへ接続します。
画面下の端子は中継プラグを挟み、
SFCのAVケーブルと接続します。
※AVケーブルはSFCとテレビを繋ぐ赤白黄のアレの事ですぜ!
写真で見ると何だかゴチャゴチャしていて、
わかりづらい…?
イラストの方が分かりやすいかもしれませんね…!
お前のPCはどこにUSBポート付いてるんだ…!?
変なイラストのせいで逆にわかりづらい…?
で、でしたら文字で!
- SFC → AVケーブル → 中継プラグ → 分配コード
- 分配コード① → TV
- 分配コード② → GV-USB2 → PC
しっかりと伝わったでしょうか?
きっと大丈夫だと信じています…。
という事で無事接続できましたら、
実際録画をしてみましょう!
録画中
ゲームの録画を開始したら、
後はTVを見ながらゲームするだけです!
これならラグを気にせず録画をすることができます。
ゲームの音がちゃんとPC側でキャプチャーできているか?を確認するため、
TVからではなくPCの音を聞きながらの録画するのがオススメです。
TVは消音にしてただのゲーム画面として利用しましょう。
(余談) 生声実況について
生声のゲーム実況の経験はありませんので、
マイクの設定・録音などについては全くわかりませんが、
おそらくこの方法でマイクの録音をすると、
ラグの分だけテンポがズレるはずです。
なのでマイクはゲームの録画データとは別に録音し、
編集時にズレた分を修正するのがいいのかな?と思います。
そして、快適なゲーム実況ライフへ…!