行政書士試験合格 科目の優先度について

今回も行政書士試験の話です。

科目の優先度について、
勉強感覚と少しのアドバイス?を交えて、
あれこれと書いてみました。

内容は個人の感想になりますので、
参考程度にお付き合いください。
予備校講師やほかの合格者の方が、
どう言ってるとかは知りませんので…。

私の行政書士試験合格までの経緯。

  • 2018年8月  予備校
  • 2018年結果 不合格(一般知識で足切)
  • 2019年   独学
  • 2019年試験 合格(202点)

法学系の勉強は行政書士試験が初めてです。

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法令科目

行政法

使いまわしの問題が多いので、
過去問だけ勉強すればOKです。

行政不服審査法だけは問題量が足りないので、
予想問題等で補う必要があります。

配点が最も大きく範囲も広くないため、
短期間でも点は伸びます。

行政手続法から3問、行政不服審査法から3問など、
毎年出題ポイントが決まっているため、
勉強すれば必ず点に繋がります。

過去問正答率は100%を目指して勉強しましょう!

民法

配点が2番目に大きいのですが、
とにかく範囲が広く、
勉強したところが出なかったり、
勉強してないところが出たりします。

民法は完璧を目指すのではなく、
わからなくても先に進み続け、
勉強を繰り返すことが重要です。

勉強に一番時間がかかる、
というか、時間をかけることになるので、
始めるなら行政法よりも民法から。
初学者かつ短期間なら行政法からですが。

時間のある方は、
最初に民法的な考え方を掴んでおくと、
学習効率がグッと上がるので、
こちらの参考書をおすすめしておきます。

オートマ 民法123

司法書士試験の参考書ですが、
民法を理解するのにとても良いと思います。

時間のない方は問題演習が第一です。
過去問をひたすら解きましょう。

常に誰を守るためのルールなのか?
を意識しながら問題を解くようにすると、
知識も定着しますしミスも減ります。

初学者の方や時間のない方は6割くらいを、
経験者の方や時間のある方は8割以上を目標に!

憲法

簡単そうなイメージがあるかもしれませんが、
実はそうでもない科目です。

憲法は勉強しなくても感覚で解ける、
みたいな話もありますが、
それはある意味正しいです。

しかし多少勉強したところで、
点が伸びづらい科目でもあると思います。

基礎レベルの問題を押さえておけば、
合格点には十分届きます。

変に勉強し過ぎると、
素直な問題を間違えることになるので、
深入りは危険です。

憲法が得意な方や大好きな方は別ですが、
私はおすすめしません。

基礎問題や暗記で解けるような問題は、
しっかりと解けるようにしておきましょう!

会社法

細かく正確な知識が問われるため、
少し勉強したぐらいでは点が伸びません。

初学者の方や時間のない方の場合、
なかなか厳しいのですが、
すべて捨てるのはおすすめしません。

分量が少なく覚えやすい部分だけでも、
押さえておきましょう。会社設立など。

行政法・民法が完璧!という方は、
ガッツリやるのもありだと思いますが、
初学者の方や時間のない方は、
どこまでやるか範囲を決めて計画的に!

商法

範囲が狭く比較的点が取りやすい、
と言われていますが、
個人的には優先度は低めです。

民法と結論の異なるものがあるため、
初学者の方は特に注意が必要です。
代理権や留置権など。

基礎法学

時間があれば…?基本的に不要です。

一般知識

個人情報保護法関係

個人情報保護法や情報公開法など。

出題可能性が高く分量も多くないため、
必ず押さえておきたいです。

個人的には行政法・民法の次に大事です。

文章理解

模試等で間違えたことがなければ、
対策等は特に不要だと思います。

一度でも間違えたことが方や、
解くのに時間がかかるという方は、
テキスト等で解答手順の確認を!

その他の問題

近年は出題傾向が変わった?ため、
おそらく対策のしようがありません。

過去問をいくら勉強しても、
99%意味がありません。

ただ近年の本試験に目を通し、
どういう問題が出ているかだけは、
ちゃんと確認しておきましょう。

※問題を解く必要はありません

資格
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