行政書士試験で一番怖いのは、
法令択一でも記述でもなく、
一般知識なのかもしれません。
去年の私は一番危惧していました!初年度は一般知識の足切りで、ギャフンと言わされてますから。
少し前の過去問を見ると、
ある程度対策可能だったようですが、
近年は傾向が変わった…?
知っておきたいこと
一般知識の過去問は解かなくていい!
…解く必要はありませんが、
ここ2~3年の過去問に目を通し、
雰囲気は掴んでおきましょう。
出題傾向が変わったため、
過去問で頻出テーマとされていた部分、
政経や現代史などは、
勉強してもほぼ意味がありません。法令科目と違って同じ問題は出ない!
今後出題される可能性は0ではありませんが、
法令科目がすべて完璧に仕上がり、
時間が余ってる方以外は不要だと思います。
私は初年度(不合格)も合格した年も、
一般知識の過去問は下記以外については、
完全にノータッチでした。
対策可能な部分
一般知識で対策可能ができるのは、
- 情報関連
- 文章理解
この2つだけです。
この2つだけでも、
足切り24点に届く年もあります。
個人的にはこの2つ、
行政法・民法に次ぐ重要度です。
情報関連
- 個人情報保護法
- 行政機関個人情報保護法
- 情報公開法
- 行政手続オンライン化法
- プロバイダ責任制限法
- 不正アクセス禁止法など…
対象、範囲、用語の意味、罰則の有無など、
過去問を通して完璧レベルに仕上げます。
ボリュームは大してないため、
条文にも目を通しておきましょう。
未出題論点の対策にもなります。
法令科目ほど時間はかかりませんので、
直前期からでも十分間に合います。
文章理解
得意不得意が分かれそうなところですが、
少し練習すれば正解できるようになります。
問題を解く際には、
いかに読まずに正解するか?
を意識しましょう。
全文読む必要がない問題がほとんどです。
空欄の前後のみ読む、
指示語や接続詞に着目するなど、
読み方を少し工夫するだけでも、
正答率は大幅に上がります。
ということで長文理解は勉強不要!
なんてことは全くありません。
解ければヨシッ!ではなく、
絶対に正解しなくてはならない!
くらい大事な得点源です。
模試等でなんとなく正解できちゃう人ほど、
本試験…危ないですよ?私がそうでした!
自分の中である程度は、
解き方を構築しておきましょう。
私の場合は毎日一問短時間で解く!
というのを2週間繰り返した結果、
完全に間違えなくなりました。
余談 テクニックについて
テクニック的なものについて、
私は正直不要だと思います。
並べ替え問題なんかでよくある、
- ア・エ…
- ア・ウ…
- イ・エ…
- イ・ウ…
- エ・ウ…
エは一つしかないので、
5の肢は×…みたいなやつのことです。
頼りきると読解力が落ち、
問題演習や模試が無駄になります。
法令科目の勉強だけで手一杯!という方は別ですが。
普段からしっかり読んで答えを出す、
癖をつけておいた方がいいです。
念のため言っておきますが、
全部しっかり読むという意味ではなく、
解答に必要なだけの部分は、
しっかり読むという意味です。