2012年発売、3DSソフト。
ポケモン不思議のダンジョン第三作は3DSで3D化!
マグナゲートの迷宮
ストーリー
不思議な夢を見た主人公は気づくとポケモンの世界に導かれポケモンの姿に!
今回はポケモンパラダイスを作ることを夢見るパートナーに協力しながら、
ポケモンの世界を救ってほしいという不思議な夢の意味、
自分がなぜこの世界に呼ばれたのか?を探し求めることに…。
ストーリーはシリーズでもちょっとシリアス要素が多めです。
序盤からリアルな悩みを持ったポケモンがちらほら…
やや駆け足な面もありますが、やっぱり最後は感動的な熱い展開に!
ポケモン
登場するポケモンは第五世代(ブラック・ホワイト)を中心に153種。
前作の492種から大幅に減っています…3D化の都合でしょうか?
ただ、3Dポケモンの表情や動きはとても可愛らしくて出来もいいと思います。
村のドッコラーたちがピョコピョコ走る姿が最高でした!
相変わらず個性的なNPCポケモンが多く、
イベントだけでなくちょっとした会話も楽しめます。
主人公&パートナー
前作までの質問による主人公&パートナーの決定(性格診断)はなくなり、
今作では最初から任意のポケモンを選択するスタイルになりました。
選択できるポケモンは、ツタージャ、ポカブ、ミジュマロ、ピカチュウ、キバゴの5種類。
パートナーは性別が選択可能ですが、主人公に性別はありません。
私は主人公をピカチュウ、パートナーはツタージャ(メス)にしました。
こちらも3D化の影響なのか、前作から種類が大幅に減っています。
性格診断がなくなってしまったのも少し寂しい…。
パートナーはポケダンシリーズで最も落ち着いた、やや大人なイメージ?
最初からメンタル強い!でも主人公とある約束をするシーンはかなり可愛く…。
今回のパートナーとは新築の一戸建てで一緒に暮らせますよ!
難易度
難易度は過去作に比べ少し上がってると思います。
マップが広くなったせいで階段に辿り着くまでに消耗が激しくなっているのが、
個人的に大きいと思います。地味に救助がすれ違い限定なのも痛いです…。
システム
わざの成長
攻撃わざは使用すればするほど威力とPPが増えるように。成長度は☆で表示。
わざの成長度は全ポケモンで共有されます。
ピカチュウのでんきショックのレベルが上がれば、
ほかのポケモンのでんきショックもレベルが上がった状態になるイメージです。
チームスキル
今作ではかしこさ&グミが廃止され、チームスキルに統一されました。
パーティー全体で共有するかしこさのようなもので、宝箱のアイテムから習得できます。
個別にポケモンを育てる楽しみがなくなってしまったのは残念。
満腹度の削除
一部ダンジョンを除き、おなか(満腹度)が削除されました。
マップ
前作までと比べマップがとんでもなく広くなった。とんでもなく…。
ただ部屋の数に比べ、蛇行する通路が多過ぎてかなりストレス!
せめてiダッシュがあれば…。天候によっては地獄…
その他
3D化によりテンポが落ちてしまった。
特にメニュー開閉がもっさり…過去作に慣れているとすごいもどかしい!
拠点
畑やお店を作ったり、ミニゲームやサウンドテストで遊べるようにしたりと、
ポケモンパラダイスは自分好みにカスタマイズできます。
拠点のカスタマイズ要素はマグナゲートの迷宮の大きな魅力!
マグナゲート?
3DSのカメラで丸いものを撮るとオリジナル不思議のダンジョンが発見できる!
らしいのですが、一度も触れていない新機能なのでカット!
最後に
大小様々な3D化による弊害が各所に見られますが、
パートナーとの絆やポケモン同士の交流はやっぱり素晴らしく、さすがポケダンな作品!
強くおすすめできる作品ではありませんが、
この主人公とパートナーの感じはやはりマグナゲートならでは…!
ポケダンシリーズの主人公とパートナーが好きな方は是非一度!
そして、超不思議のダンジョンへ…